葦原は大事です(ベニマシコ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

1月下旬、愛知県で探鳥しました。

以前にも訪れた木曽川流域です。

冬季のお気に入りスポットになりました。

 

 

小川の畔に、アオサギがいました。

蓑を羽織ったような姿は、昔の釣り人のようです。

小魚か何かを狙っているようでした。

 

 

 

まだセンダンの実が、数多く残っています。

この日は、ヒヨドリがやって来ました。

 

 

 

嘴でもぎ取り、軽く放り投げて咥え直します。

丁度よいタイミングで撮れました。

 

 

 

葦原から、可愛い声がします。

しばらく待ってみると、ベニマシコが現れました。

赤味が淡いので、♂若鳥かもしれません。

セイタカアワダチソウを、また食べていました。

やはり大好物のようです。

 

 

 

別の個体ですが、赤味の強い♂もいました。

夏季にはもっと赤くなるそうです。

北海道などで観るチャンスがあるのだとか。

 

 

 

正面からだと、より猿子(マシコ)っぽく見えます。

 

 

 

♀も見かけましたが、なかなか撮れません。

皆、葦原に上手に潜んでいました。

葦原は生き物にとって大事な場所です。

 

 

先日、渡良瀬遊水地で火災がありました。

そこに生息していた生き物が心配です。

また、火災が人によるものでなければ良いのですが…

 

 

渡良瀬遊水地では毎年3月頃にヨシ焼きをします。

実は、今月に訪問しようと思ってました。

予定を変更する事になるかもしれません。