特徴的な嘴で(ハシビロガモ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

先日、市内の自然公園を散策しました。

夏季はカルガモが中心の池です。

この時期になると、マガモやオオバンが混じります。

 

 

そんな中に、1羽だけ異なるカモに気付きました。

嘴を水面に浸けている状態のハシビロガモ♀です。

 

 

 

大きく広がった嘴が特徴です。

地域によっては群れで確認できるそうですが…

地元では、少し珍しいカモになります。

 

 

 

特徴的な嘴で、器用に羽を繕っていました。

翼の手前は、首を前方に延ばさないといけないようです。

人間の様に手が指がないのは不便ですね。

 

 

 

刈られた葦に中でも、餌を探していました。

根の様なものを口にしています。

 

 

 

ハシビロガモは♂の毛並みが美しい鳥です。

今回は♀だけでしたが、♂もやって来るかもしれません。

 

 

 

ハシビロガモの大きな嘴を見ると、靴べらを連想します。

野鳥にはヘラシギやヘラサギといった名を持つ種がいます。

個人的にはヘラガモだと思っています。