偶然の幸運(ベニマシコ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

11月23日の事です。

市内の海岸を散策しました。

 

 

野鳥の姿が少ない日です。

それでも、遠くの波間に動く姿を見つけます。

 

 

 

ヒメウでした。

カワウなどに比べて、細長い嘴で判別が出来ます。

魚を捕まえていたようでした。

遠くて分かり難いのですが、縞々模様の魚です。

イシダイでしょうか?

試行錯誤の末、飲み込めたようです。

 

 

 

そんなヒメウの他に、嬉しい出会いがありました。

海岸傍の茂みから、聴き慣れない鳴き声がします。

もしかしたらジョウビタキかも、と期待していると…

意外にも、赤い小鳥でした。

 

 

 

ベニマシコ♂です。

淡い赤味を帯びた体に、2本の白い翼帯が特徴です。

今季、初見でした。

この海岸で見かけたのは初めてです。

草の実を食んでいました。

 

 

 

ススキなどの背の高い草の間から観察しました。

どうやら、居たのは1羽だけのようです。

しばらくの後、葦原の中に入ってしまいました。

 

 

 

私にとって、狙って探すのが難しい野鳥です。

偶然でしたが、出会う事が出来たのは幸運でした。