翼と冠羽が面白い鳥(タゲリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

11月19日、朝日池に行きました。

マガン、オオヒシクイ、カモ類が群れています。

観察中、異なる種を見つけました。

 

 

カモ達よりも少し小さい群れが飛びます。

フワリと飛ぶ様は、他の野鳥とは違いました。

タゲリの群れです。

 

 

 

気付くのが遅れたので、飛び去る後ろ姿を見送ります。

ですが、まだ近くにいるかもしれません。

探してみると、コガモに混じり1羽だけ残って居ました。

 

 

 

タゲリは、毎年冬に朝日池で見かけました。

翼の色が特長的で、メタリックな光沢をもちます。

ちょんまげの様な冠羽も面白い鳥です。

この個体は、浅瀬で餌を探していました。

 

 

 

水溜まりで水浴びをする姿も観察できました。

翼や体の下面の白色部分が鮮明です。

改めてみると、翼の雰囲気が鶴に似ている気がします。

 

 

 

「ミュー」という子猫の様な鳴き声がしました。

タゲリの群れがやって来ます。

 

 

 

今度は、少し離れた場所に降りました。

観察可能範囲のタゲリを数えてみたら、全部で43羽。

これだけの数を見るのは、久し振りでした。

 

 

 

この時期は、まだ池の水が少ないので陸地が多いです。

いつもは遠い池の対岸に群れている事が多いのですが、

この日は比較的近くで観察できました。