浜辺の痕跡(ユリカモメ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10月28日の事です。

仕事終わりに、市内の海岸に行きました。

海に沈む夕日を見たかったのですが、雲間に隠れてしまいます。

 

 

 

 

浜辺には、カモ類やカモメ類の姿がありました。

ここでは一年を通して、カルガモとウミネコを見る事が出来ます。

しかし、この日は異なるカモメ類がいました。

 

 

2羽のユリカモメを見つけました。

嘴と足が赤い、小型のカモメ類です。

分かりづらいですが、左が成鳥で、右が若鳥のようでした。

 

 

 

のんびりと浜辺でくつろいでいました。

あまり動きが無いので、ユリカモメと別れて浜辺を散策します。

しかし、他に目ぼしい野鳥には出会えませんでした。

 

 

諦めて帰ろうとすると、先程のユリカモメが飛んで来ます。

カラスに追われたのかもしれません。

しばらく、上空を旋回していました。

 

 

 

2羽とも、少し離れた浜辺に降り立ちます。

成鳥の1羽だけ、浜辺を歩いて近付いていました。

小さなカニを捕まえたようです。

 

 

 

写真を撮った後に気付きました。

排出の瞬間が、バッチリと写っています。

食べながら出すとは、器用というか何というか…

浜辺には、白い痕跡が残ります。

 

 

 

浜辺での散策中、様々な野鳥の痕跡を見つけます。

歩きまわった足跡、流れ着いた羽根、…そして糞です。

 

そこには居ない野鳥の姿を、想像しながら散策するのも楽しいです。