のんびりと探鳥(サメビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10月15日、戸隠で探鳥をしました(投稿5回目)。

 

 

赤色や黄色に染まる木々の中で、のんびりと探鳥を続けます。

探鳥開始から4時間ほどで、ムギマキを探すのを諦めました。

実は、最後の最後で出会えたのですが…

 

 

 

 

戸隠では、様々な野鳥の観察が出来ます。

貯食するコガラやゴジュウカラを、よく見かけました。

秋ならではの、サメヒタキとの遭遇率も高かったです。

 

 

 

地元では、コサメビタキやエゾビタキに出会う事は出来ます。

しかし、サメビタキはなかなかお目にかかれません。

この日は、サメビタキが大サービスしてくれました。

 

 

サメビタキは、不明瞭な縦斑と褐色味を帯びた雨覆が特徴です。

コサメビタキとは目先の白色部分の有無(コサメビタキの目先は白い)。

エゾビタキとは胸の縦斑の明瞭さ(エゾビタキの縦斑は明瞭)。

…で、それぞれを私は見分けています。

 

 

 

比較的高いところで、フライングキャッチをしていました。

たまに下の方に降りて来てくれるので、上を向きながら待ちます。

首が痛くなりますが、苦になりませんでした。

 

 

 

背景に紅葉が入ると、気分も高揚します。

 

 

 

エゾビタキっぽく見える個体もいました。

傍にいたカメラマンさんに「エゾビタキもいるよ」と、教えて頂きました。

観察した中には、エゾビタキも混じっていたかもしれません。

何羽も見ていると、もう何が何だか分からなくなってきます。

 

 

 

午後に入り、陽の射し方が変わりました。

上を見上げる形では、逆光気味となります。

本当は、正午前後は撮影に適さないのですが…

 

そんな事に構う気持ちも起きない程、戸隠には魅力があります。