日が暮れるのが早く(シロチドリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

先週末の夕方の事です。

市内の海岸へ散策に行きました。

 

 

駐車場傍の植え込みで、スズメが群れています。

刈られた雑草の、穂の部分を啄んでいました。

イネ科の雑草、メヒシバのようです。

生えている穂よりも、刈られた穂の方が好みの様でした。

 

 

 

いつもの浜辺で、群れているカモ類を発見します。

ほとんどがカルガモですが、その中にオオソリハシシギが混じっていました。

よく見ると、背後にはホシハジロも3羽ほど写っています。

先日のヒドリガモに続き、カモ類も渡って来ているようです。

 

 

 

波打ち際では、1羽のトウネンがいました。

先日見つけた、右足を怪我しているトウネンです。

あれから5日ほど経過しましたが、まだ残っていました。

 

 

 

そのトウネンとともに過ごしていたチドリ達がいました。

シロチドリです。

神経質そうに、こちらを警戒していました。

 

 

 

1羽だけ、少し異なる個体がいました。

首の黒い線が中央で途切れていないのが気になります。

現場では気付きませんでした。

 

 

通常、シロチドリはこの黒い線が中央で途切れています。

中には、この線が途切れない個体もいるようですが…

シロチドリではなくて、メダイチドリの様に見えます。

どちらでしょう?

 

 

また、この個体は右足だけで立っていました。

野鳥は片足だけで立って過ごす事があります。

ただ、このチドリは片足で跳ねて移動していました。

先程のトウネンと同様に、何らかの理由で片足を失ったのでしょう。

 

 

観察していると、あっという間に陽が沈んでしまいました。

水平線に雲が有るか否かでも、状況が変わります。

シロチドリ達は、このまま浜辺で夜を過ごすのでしょうか。。。

 

 

 

最近、日が暮れるのが早くなりました。

夕方の散策が可能となる時間も、より一層短くなりそうです。