10月中旬の事です。
市内の海岸散策に行きました。
防波堤の内側を泳ぐ、野鳥を見つけました。
6羽のコガモ、1羽のヒドリガモ、おまけにカワウでした。
いよいよ地元にも冬に向けたカモ類が集まったようです。
遠くにカメラを向けていると、足元でも騒がしく動きがありました。
どうやら、岸辺にカルガモの群れが休んでいたようです。
此方に気付いたのか、逃げ去っていきます。
全部で11羽いました。
浜辺に向かって歩いていると、上空から声がします。
コハクチョウの群れが、北東から南西に向かっていました。
鳥見の最中に、上空からハクチョウの鳴き声がするのも秋ならではです。
浜辺の散策に戻りました。
海や空の賑やかさに比べると、寂しい限りでした。
それでも、辛うじて1羽だけシギを見つけます。
ハマシギでした。
先日、愛知県の藤前干潟では30羽を超える大群を見つけました。
地元では単体~数羽がせいぜいです。
そのため、1羽の野鳥をじっくりと観察するスタイルが多いです。
このハマシギは、ほとんど冬羽に換羽していました。
よく見ると、淡い橙色が翼の一部に残っています。
腹部にもゴマ塩様に黒い斑がありました。
どちらも、夏羽の名残だと思います。
マイフィールドでの探鳥を通して、季節の移り変わりも感じます。