9月下旬にさしかかろうとする日の事です。
市内の海辺にある岩場で、クロサギを見つけました。
小さなシギチと違い、波にさらわれる場所でも、活動できます。
時に翼を広げてバランスをとっていました。
岩場の陰から、もう1羽が姿を現しました。
仲良く餌を探しています。
時に、動きがシンクロしている時がありました。
干潮時に顔を出していた狭い岩場を動き回ります。
一番端まで到達した後、2羽で飛び立ちました。
より近い場所に来てくれました。
20mくらいの距離でしたが、こちらを気にする様子はありません。
顔を掻き掻きしたり、毛繕いをしていました。
昨年も同じ時期に、複数のクロサギを同じ場所で見つけました。
クロサギは留鳥とされますが、東北地方以北では夏鳥のようです。
新潟県では冬に見かける事もありましたが…
このクロサギ達は、南に移動中なのかもしれません。
少しずつですが、地元での野鳥毎の観察時期が分かるのは、楽しい事です。