失敗を繰り返す時もある(クロサギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

9月17日の事です。

良い天気に恵まれたので、市内に鳥見に出かけました。

いつもの自然公園に行きましたが、パッとした出会いがありません。

 

こんな時は・・・、海だ!

 

 

 

 

穏やかな水面を背景に、ウミネコが飛んでいます。

ちょうど引き潮になる時間帯だったので、岩場も多く顔を出していました。

シギチを探してみましたが、何処かに行ってしまったようです。

トウネンらしき小さなシギが遠くに確認できるのみでした。

 

 

そんな海辺でしたが、代わりに1羽のサギを見つけます。

最初は黒い岩に見えたのですが、動いていたので気付けました。

クロサギです。

 

 

 

最近、クロサギとの遭遇が多いのですが、遠くに眺めるだけでした。

この日は狩りに夢中だったためか、近くまで接近してくれます。

 

 

 

このクロサギ、何というか…、狩りが下手でした。

彼方此方を歩き回り、積極的に狩りを行ないます。

何度も嘴を水中に突き込みますが、獲物を捕らえる事が出来ません。

獲物を撮る瞬間を期待してシャッターを何度も押しましたが、全て空振りで…

何となく、気の毒に思えてきました。

 

 

狩りの失敗が、涎を垂らしているように見えるクロサギ。

 

 

色々と動いた後、狩りの方針を変えたようです。

日陰に隠れて、待ち伏せをしていました。

 

 

 

動きが無くなってしまったので、この場を後にしました。

狩りが成功した事を祈っています。