夏の海岸散策にて(クロサギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月上旬の事です。

早朝に、市内の海岸を散策しました。

 

 

日が昇り始めたばかりの海岸には、釣り人がたくさんいました。

夏休みのためか、小さい子を連れた家族もいます。

ハゼやキスが釣れているようでした。

 

以前から、海岸散策時は針や糸などの釣りゴミを拾うことにしていました。

ですが、今年に入ってからは、ゴミを見かける事が非常に少ないです。

釣り人が少ないのか、マナーが良くなったのか、定期的に掃除している人がいるのか…

いずれにしても良い事です。

 

 

早々に、海面近くを飛行するツバメを見つけました。

接近した瞬間を撮ろうと思いますが、なかなかその時が来ません。

飛行する小鳥の撮影は、やはり難しです。

 

 

 

浜辺まで来ると、「チー」という鳴き声とともに1羽のシギが飛びました。

遠くに去ってしまいましたが、確認してみるとイソシギのようです。

肩まで伸びる白色部分で判別が出来ました。

 

 

 

「いよいよ秋の渡りが始まる頃かな」と思っていると、視界に動くものを見つけます。

ゆっくりとカメラを向けると、2羽のシギ(トウネン?)がいました。

他の散歩者に驚いて、直ぐに飛び去ってしまいます。

 

 

 

沖にあるテトラポッドは、カワウが羽を休める場所として人気です。

この日も数羽のカワウが留まっていました。

 

 

 

そんな中、1羽だけシルエットが異なる鳥がいました。

 

 

クロサギです。

久し振りの出会いでした。

離れた場所に岩礁地帯があり、そこでの観察で観察する事が多いのですが…

この時期は海水浴場になっていため、避難してきたのかもしれません。

8月下旬には海水浴シーズンが終わるため、それまでの辛抱です。