海岸を散策中、少し離れた場所にあるテトラポッドに数羽の鵜を見つけました。
カワウのなのかウミウなのか判別に困りましたが、何となくウミウだと思っています。
今回は、そのウミウに混じっていたクロサギが主役です。
上の画像では、クロサギは左端にチョコンと写っています。
ウミウ達は「私を見て」のポーズをしていますが、私の関心はクロサギでした。
クロサギは、私にとっては珍しい野鳥なので、見つけると視線は釘付けです。
そんなテトラポッドに、新たな客が2羽飛んできました。
再び、クロサギです。
この海岸には1羽しかいないと思っていたら、計3羽もいました。
複数で見つけたのは初めてです。
時折、仲間同士で場所取りの喧嘩をしています。
ウミウとは喧嘩をしないで、仲良く過ごしているようでした。
割と活発に動くので、見ていて飽きません。
ウミウとは仲良しでも、傍にいたキアシシギは追い払ってしまいました。
体格差がある相手には容赦ないのかもしれません。
そのうちに、1羽のクロサギが気になる行動をし始めます。
テトラポッドに引っかかっていたある物に興味を示したのです。
それは、釣り糸でした。
釣り糸の途中にある、何か(浮き?サルカン?)を嘴で摘まもうとしていました。
幸い、がっちりと固定されていたので、クロサギがいくら頑張っても外れません。
何度も諦めずに足で踏みつける等していましたが、最終的には断念してくれました。
クロサギの足は黄色ですが、足指は橙色をしている事に気付きました。
野鳥図鑑によると、足の色は黒色や黄緑色などもあり、個体差があるそうです。
あの釣り糸の回収をしたいのですが、沖合140m程の位置にある小島みたいな場所です。
さすがに泳いで行く気にはなりませんでした。
その日も、県外ナンバーを含めた数台の車がやって来ていました。
釣り人はゴムボート等を利用してその場所に赴いています。
決して安全とは言い難い場所ですので、怪我をしないで欲しいです。