コツコツと(ヤマガラ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

先週、市内の自然公園を散策しました。

目的は、秋の渡りの野鳥です。

 

 

公園内の木の実も、大分少なくなりました。

実のなる木が少ないのか、食べにくる野鳥が多いのか…

実が熟しきる前に無くなってしまうようです。

9月初め頃、小鳥達で賑わっていたアカメガシワの木がありました。

今では実もなくなり、寂しい雰囲気です。

 

 

離れた場所で、1羽のコサメビタキを見つけました。

 

 

 

コサメビタキは、主に昆虫を食べます。

因みに、英名は Asian brown flycatcher です。

特に、空中に飛ぶ虫を捕まえるのが得意なのだとか。

 

 

 

散策路の傍で、2羽のヤマガラが連れ立って餌を探していました。

番(つがい)なのかもしれません。

 

 

 

よく見かける野鳥なので、普段は気に留めません。

改めてみると、黒・白・橙・灰色と、色の多い組み合わせです。

 

 

 

園内のエゴノキは、まだ実がしっかりと生っていません。

もうしばらくしたら、「コツコツ」と実を突く姿を目にする事でしょう。

 

斜面と木をしきりに行き来していました。

ヤマガラは貯食もするため、その準備なのかもしれません。

 

 

 

傍では、ヒヨドリも見かけました。

公園内では、メジロ・ヤマガラ・ヒヨドリが常連です。

 

 

 

「コツコツ」と音が鳴る方向を見ると、コゲラがいました。

動きが早くて、なかなか撮影できません。

何とか撮れた写真を確認すると、頭部にうっすらと赤い毛を見つけました。

どうやら、♂だったようです。

 

 

 

海岸でのシギチとの出会いが少なくなりました。

自然公園の野鳥も、ヤマガラのような常連さんが中心になりそうです。

それでも、コツコツと散策を続けようと思っています。