夕方の海岸散策(ミユビシギ) | その日ばかりの野鳥観察

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山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月18日、夕方の海岸散策の続きです。

この日はまず、夏羽のダイゼンを見つけました。

 

 

浜辺では数羽のシギが群れを成していました。

そのうちの2羽が徐々に近づいてきます。

 

 

 

よく見かけるトウネンかな、と思いました。

しかし、足元を確認してみると後ろ指がありません。

ミユビシギでした。

夏羽から冬羽に換羽中のようです。

 

 

 

個人的に間違いやすいシギ類として、トウネン・ミユビシギ・ハマシギが挙げられます。

この時期は、夏羽や冬羽、換羽中も含めて判別に迷います。

同じ場所で見比べる事が出来ると、自信が持てるのですが…

 

 

 

先程のミユビシギが、他の2羽の小さなシギと合流しました。

下の画像では、真ん中の2羽がミユビシギ(全長19cm)です。

左右の、一回り小さなシギはトウネン(全長15cm)でした。

 

 

 

トウネンには後ろ指があります。

下の画像のトウネンは、ほとんど冬羽になったようでした。

 

 

 

何度も見ていると、顔つきで判別できるようになれる気がしますが…

そう思える頃には、いつも渡りの時期が終わってしまいます。