真夏の瓢湖にて①(バン) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

先週の事です。

蓮とカワセミの写真を撮りたいと思い至りました。

最近は地元でカワセミを見かけないので、新潟県阿賀野市の瓢湖に向かいます。

まだ朝の暗いうちに出発しますが、すでに気温は28℃を示していました。

 

 

瓢湖に到着した頃には、強い陽射しと熱気に見舞われます。

ここまで来たので、タダでは帰れません。

日焼け止めと水筒を持参しての散策を開始しました。

 

 

先日、見かけたバンを見つけました。

幼鳥もかなり大きくなり、親鳥から離れて行動しています。

 

 

水草(ヒシ?)の上、を器用に歩いていました。

何を餌にしているのかは分かりませんが、おそらくは小動物を探していたのでしょう。

 

 

少し離れていた場所にいたもう一羽と合流します。

 

 

小島で休んでいる様子が、秘密基地を作っている人間の子供のようでした。

 

 

異なる場所では、バンの成鳥が水草を食んでいました。

そこら中にある葉っぱですが、好みがあるようです。

 

 

 

比較的柔らかそうな、黄緑色の若葉を選んでいるようでした。

 

 

幼鳥は栄養価の高い動物性の餌を食べるのだと思っていました。

ただ、下の幼鳥はイネ科の雑草(オシヒバ?)の若穂にも興味をもったようです。

恐る恐る、啄んでいるようでした。

 

 

 

野鳥の行動を観察していると、暑さを忘れがちになります。

水辺の野鳥は、暑さの中でも比較的元気に動き回ってくれるので、飽きません。

そのため、この時期は熱中症に注意しながら散策を行なっています。

自分の体力と相談しながら、お昼前には撤収しました。