先週の事です。
蓮とカワセミの写真を撮りたいと思い至りました。
最近は地元でカワセミを見かけないので、新潟県阿賀野市の瓢湖に向かいます。
まだ朝の暗いうちに出発しますが、すでに気温は28℃を示していました。
瓢湖に到着した頃には、強い陽射しと熱気に見舞われます。
ここまで来たので、タダでは帰れません。
日焼け止めと水筒を持参しての散策を開始しました。
先日、見かけたバンを見つけました。
幼鳥もかなり大きくなり、親鳥から離れて行動しています。
水草(ヒシ?)の上、を器用に歩いていました。
何を餌にしているのかは分かりませんが、おそらくは小動物を探していたのでしょう。
少し離れていた場所にいたもう一羽と合流します。
小島で休んでいる様子が、秘密基地を作っている人間の子供のようでした。
異なる場所では、バンの成鳥が水草を食んでいました。
そこら中にある葉っぱですが、好みがあるようです。
比較的柔らかそうな、黄緑色の若葉を選んでいるようでした。
幼鳥は栄養価の高い動物性の餌を食べるのだと思っていました。
ただ、下の幼鳥はイネ科の雑草(オシヒバ?)の若穂にも興味をもったようです。
恐る恐る、啄んでいるようでした。
野鳥の行動を観察していると、暑さを忘れがちになります。
水辺の野鳥は、暑さの中でも比較的元気に動き回ってくれるので、飽きません。
そのため、この時期は熱中症に注意しながら散策を行なっています。
自分の体力と相談しながら、お昼前には撤収しました。