7月16日、霧ヶ峰高原を散策しました。
一面のニッコウキスゲを見に、たくさんの観光客が集まります。
私は野鳥が主な目的でしたが、同様のカメラマンも数多くいました。
霧ヶ峰高原では、ノビタキを見かける事が多かったです。
ちょうど巣立ちの時期だったらしく、幼鳥の姿もありました。
頭部の線状の模様が特徴的です。
幼鳥は3~4羽の小集団で過ごしていました。
シシウドにとまる姿も愛らしかったです。
ノビタキ♂が、忙しそうに餌を捕まえては幼鳥に運んでいました。
高原には蜘蛛や昆虫類が多く、餌には困らないようです。
ニッコウキスゲの咲く場所でも、ノビタキを見つけました。
なかなか姿を見せてくれないので、出待ちするカメラマンも数多くいます。
私と同様に、花と鳥を目当てにしていたのでしょう。
最初に撮った1枚は、丘の下から見上げる形になりました。
ニッコウキスゲに付いている大量のアブラムシが何とも…^^;
そのため、丘の上から見下ろす場所に移りました。
空抜けを回避でき、多少はアブラムシも目立たなくなります。
ここでも餌探しに勤しむノビタキ♂を見つけました。
どうせならばアブラムシを食べてくれると嬉しいのですが、餌には小さすぎるのでしょう。
ノビタキは、地元では春と秋の渡り時期に見る事ができます。
渡りの時期になると、市内のポイントに何度も出向いて探していました。
霧ヶ峰高原では夏に安定して観察することができるようです。
また、ノビタキの幼鳥も見る事ができました。