休日の夕方、市内の河口付近を散策した時の事です。
河口に面した葦原で、ノビタキ♂を見つけました。
黒い頭部に、クリっとした目が愛らしい野鳥です。
背景が春っぽくないのですが、立派な夏羽でした。
喉元が橙色をしているのも、チャームポイントです。
周辺を探してみると、♀らしきノビタキも居ました。
先程の♂と番(つがい)なのかもしれません。
離れた場所も含めると、全部で3組のノビタキのペアがいるようでした。
警戒心が強いのか、なかなか写真を撮らせてくれません。
我慢して待っていると、たまに目の前に現れてくれるので、その時がチャンスです。
数日前から、同じ場所にノビタキが滞在していました。
昨年も見つけた場所なので、時期さえ間違えなければ、苦労せずに見つけられそうです。
今年はノビタキの観察機会に恵まれました。
ふと気付いた事があります。
春の秋の渡りの時期に、市内においてノビタキを見つける事が出来る場所が異なります。
春と秋とでは、何か違いがあるのかもしれません。
生育環境、渡りのルート、個体、etc.
色々と考えながら観察するのも楽しみの1つです。