春の渡り、秋の渡り(ノビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

休日の夕方、市内の河口付近を散策した時の事です。

河口に面した葦原で、ノビタキ♂を見つけました。

 

 

 

 

黒い頭部に、クリっとした目が愛らしい野鳥です。

背景が春っぽくないのですが、立派な夏羽でした。

喉元が橙色をしているのも、チャームポイントです。

 

 

 

周辺を探してみると、♀らしきノビタキも居ました。

先程の♂と番(つがい)なのかもしれません。

 

 

 

離れた場所も含めると、全部で3組のノビタキのペアがいるようでした。

警戒心が強いのか、なかなか写真を撮らせてくれません。

我慢して待っていると、たまに目の前に現れてくれるので、その時がチャンスです。

 

 

 

 

数日前から、同じ場所にノビタキが滞在していました。

昨年も見つけた場所なので、時期さえ間違えなければ、苦労せずに見つけられそうです。

今年はノビタキの観察機会に恵まれました。

 

ふと気付いた事があります。

春の秋の渡りの時期に、市内においてノビタキを見つける事が出来る場所が異なります。

春と秋とでは、何か違いがあるのかもしれません。

生育環境、渡りのルート、個体、etc.

色々と考えながら観察するのも楽しみの1つです。