そうだ、立山、行こう!(イワツバメ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

「そうだ、京都、行こう!」という、昔のCM(確かJR東海)を覚えている方はいますでしょうか…

 

 

唐突ですが、7月1日に富山県にある立山に行ってきました。

有給休暇を使っての、完全なる旅行です。

1泊2日の日程なので、少し強行軍でしたが^^;

 

 

10年前から、雄山神社峰本社を参拝したいと考えていました。

とはいえ、色々と都合をつける事ができず、いつしかそんな想いを眠らせたままに…

しかし、野鳥観察を趣味にしてから、ライチョウに会いたいという欲も湧いてきて…

とうとう実行に移すことにしました。

 

 

今回、富山県から立山駅を経由して向かいました。

立山はマイカー規制があるため、直接自家用車で乗り付けることは不可能です。

立山黒部アルペンルートを用いる以外にアクセスの方法はありません。

立山駅(富山県)または扇沢駅(長野県)からのアクセスになります。

立山駅からは、ケーブルカーと高原バスを利用することになりました。

 

 

自宅をまだ暗いうちに出発し、立山駅始発のケーブルカーに乗ります。

高原バスに乗り継いで、午前8時20分頃に室堂(標高2450m)に到着しました。

室堂には、まだかなりの量の雪が残っています。

有難い事に快晴でしたが、日焼け止めやサングラスが欠かせません。

気温もそれほど低くはなく、半袖でも過ごせるくらいでした。

 

 

 

雄山の登山は、2日目に予定していました。

1日目は標高の高い環境に身体を慣らす目的も兼ねて、自然散策に充てました。

ライチョウを探して、室堂周辺を散策します。

 

 

到着早々、野鳥の声を耳にしました。

室堂のバスターミナル周辺を、鳴きながら飛び交う鳥達がいます。

イワツバメでした。

 

 

 

かなりの数が、ターミナルやホテルの軒先に営巣していました。

こんな標高の高い場所にまでやって来るとは、驚きです。

 

 

雪解け水が流れ込む湿地で、巣材を集めていました。

 

 

観察していると、たまに傍にも止まってくれます。

 

 

白と黒のツートンカラーで、足にも毛が生えているのが特徴です。

 

 

到着早々に見つけた野鳥は、イワツバメでした。

この日の目的の鳥は、もちろんライチョウです。

可能であれば、カヤクグリやイワヒバリも見つけたいと考えていました。

体調や体力に気を付けつつ、立山の自然を満喫します。