春になり、市内ではツバメの姿を見かけるようになりました。
海岸散策時に見かけるツバメ類として、今年もイワツバメがやってきました。
ツバメよりも一回り小さく、白と黒のモノトーンカラーの可愛いヤツです。
河口付近の静かな水面に、小さな影が映ります。
小柄かつスピードが速いので、なかなかファインダーに捉える事が出来ません。
地面に降り立った時が、撮影のチャンスです。
この時期は、巣材集めのために浜辺に着陸します。
飛んでいる事が多いツバメ類の、貴重な瞬間です。
泥を口に含み、唾液と混ぜて巣に利用します。
粘土質の泥を好むようです。
漂着した枝や蔦を利用します。
同じ場所に、集団で降り立って巣材を集めていました。
巣材の奪い合いなのか、喧嘩しているようなシーンもありました。
一方で、こちらは穏やかに巣材の配分を話し合っている様に見えます。
頻繁に入れ替わりながら、イワツバメ達がやってきます。
海上を飛ぶ姿も、海面に写る姿も、とても小さいのでトリミングしました。
改めてオートフォーカスって凄いと思います。
賑やかな春の海の喧騒でした。