早朝の、市内の野鳥散策で事です。
いつもの自然公園の駐車場で、早々にヒヨドリに出会いました。
賑やかに数羽が騒いでいましたが、そのうちの1羽が目の前に留まります。
何やら咥えているようでした。
葉の陰になり、確認できません。
じっくりと観察すると、嘴に咥えていた物がハッキリと見えました。
ムカデです^^;
何度も咥え直し、頭を潰したようです。
幼鳥に給餌するつもりだったのでしょうか。
周囲を飛び回ります。
ムカデを咥えたまま、私の頭上にまでやって来ます。
頭の上に落とされたらたまらないので、慌てて距離をとりました。
そんなこちらを気にもせず、結局はヒヨドリは飛び去ります。
先程の群れは幼鳥たちだったのかもしれません。
幼鳥たちは餌にありつけたのでしょうか。
他には、先日見つけたサンショウクイを再び見つけました。
木の幹に、面白い止まり方をします。
ツートンカラーの翼の裏側が、しっかりと確認できました。
木の裏側に居たもう一羽が、まるで巣穴から顔を出しているようです。
その後のサンショウクイですが、不思議なものを咥えていました。
どうやら、木の幹に生えている苔を毟っていたようです。
潜んでいる昆虫などを探していたのでしょうか。
このサンショウクイの行動の目的は分からないままでしたが、そんな観察も面白いと感じます。
野鳥を見つけにくい時期ですが、幼鳥と共に群れていると、意外に観察しやすいですね。