何を咥えてますか?(ヒヨドリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

早朝の、市内の野鳥散策で事です。

 

 

いつもの自然公園の駐車場で、早々にヒヨドリに出会いました。

賑やかに数羽が騒いでいましたが、そのうちの1羽が目の前に留まります。

何やら咥えているようでした。

葉の陰になり、確認できません。

 

 

 

じっくりと観察すると、嘴に咥えていた物がハッキリと見えました。

ムカデです^^;

 

 

 

何度も咥え直し、頭を潰したようです。

幼鳥に給餌するつもりだったのでしょうか。

周囲を飛び回ります。

 

 

ムカデを咥えたまま、私の頭上にまでやって来ます。

頭の上に落とされたらたまらないので、慌てて距離をとりました。

そんなこちらを気にもせず、結局はヒヨドリは飛び去ります。

先程の群れは幼鳥たちだったのかもしれません。

幼鳥たちは餌にありつけたのでしょうか。

 

 

他には、先日見つけたサンショウクイを再び見つけました。

木の幹に、面白い止まり方をします。

ツートンカラーの翼の裏側が、しっかりと確認できました。

木の裏側に居たもう一羽が、まるで巣穴から顔を出しているようです。

 

 

 

その後のサンショウクイですが、不思議なものを咥えていました。

どうやら、木の幹に生えている苔を毟っていたようです。

 

 

 

潜んでいる昆虫などを探していたのでしょうか。

このサンショウクイの行動の目的は分からないままでしたが、そんな観察も面白いと感じます。

野鳥を見つけにくい時期ですが、幼鳥と共に群れていると、意外に観察しやすいですね。