緑を背景に(サンショウクイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月9日、市内の自然公園を散策しました。

 

 

最近、公園内の同じ場所で1羽のハシボソガラスをよく見かけます。

かなり近くまで近寄っても逃げません。

 

頭を大きく上下に振りながら、ガーガーと鳴きます。

新緑を背景にすると、いつもとは異なる雰囲気でした。

 

 

桜の時期以降、久し振りにメジロにも出会います。

単独で餌を探していました。

 

 

 

林の中の遊歩道を進むと、進行方向に数羽の野鳥を見つけました。

騒がしく鳴き交わしながら、こちらに向かってきます。

サンショウクイでした。

 

 

 

先日、同じ場所で餌を運ぶサンショウクイを見つけましたが、その親子のようです。

幼鳥は既に親鳥と同じくらいの大きさで、パッと見では区別できません。

ただ、飛び方がぎこちなくて、目線の高さにまで降りてきてくれました。

 

 

 

緑色を背景にした撮影もさせてくれました。

先程のハシボソガラスもそうでしたが、背景が淡い緑だと被写体が映える気がします。

 

 

この日のMVP(Most Valuable Photo)です。

 

少し暗い場所でしたので、ハイキー気味に撮影しました。

偶然ですが、前ボケと後ろボケが適度に写り込みます。

緑色のグラデーションも、個人的に好みです。

 

 

この時期の林は、木々の葉が茂り始めるので、野鳥撮影には辛いです。

それでも、散策していると何らかのチャンスに恵まれる事がありました。