巣作り(アカゲラ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

5月下旬に行なった、戸隠森林植物園での散策の続きです(4回目)。

ここでは、アカゲラを何度か見かけました。

場所柄、他の探鳥地に比べてキツツキ類の目撃頻度が高いです。

 

 

 

「キョッ、キョッ、キョッ!」と鳴く声が、所々で聞こえます。

散策合間の休憩中も、アカゲラ♂を近くで見かけました。

何とはなしにカメラで姿を追います。

 

 

 

ふっと、飛び去ったわけではないのにアカゲラの姿が消えました。

不思議に思って周囲を探してみると、巣穴を見つけます。

巣穴の中に入り、抱卵しているのかもしれません。

 

 

 

時期柄、園内では巣作りに精を出す野鳥をよく見かけました。

コサメビタキ、ミソサザイ、コガラ、アカゲラ etc.

そんな中、種の同定が出来なかった野鳥がいます。

 

 

その野鳥は、設置されていた巣箱を利用していました。

 

 

茶色い羽、白~黄色の眉斑、胸~腹部には不明瞭な斑が確認できます。

 

 

傍で一緒に観察していたカメラマンの方は、「アオジ♀か、ノジコ♀では?」と話していました。

しかし、アオジなどにしては羽の模様が異なる気がします。

私には、ヒタキ類の仲間(キビタキ?)に思えました。

 

種が分からなくても、想像しながら観察するも楽しいものです。