5月中旬になった頃の事でした。
市内では、海でも山でも夏鳥で賑わいます。
そんな中、意外な冬鳥が残っていました。
自然公園を散策中、広場にある植え込みの傍で赤っぽい鳥の姿を見つけました。
アカハラにしては小さいなと思い、周辺を探してみます。
桜の樹に止まってくれたのは、ジョウビタキ♀でした。
最後に見かけたのは、1ヶ月程前です。
桜も散り、キビタキも到来したこの時期に出会えるとは思えませんでした。
まだ市内に残っていたのかもしれませんし、北へ移動途中の個体かもしれません。
ジョウビタキ♂は見つかりませんでした。
冬鳥であるジョウビタキですが、北海道や長野県、岡山県などでの繁殖例もあります。
もしかして新潟県でも・・・と考えましたが、移動の最中なのだと思います。
無事に、北へ旅立てる事を祈るばかりです。
今年の秋まで、ジョウビタキにはしばらくは会えません。
見納めとばかりに、たくさん写真を撮らせてもらいました。