チューリップの公園(スズメ) | その日ばかりの野鳥観察

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山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

5月4日、ゴールデンウィークも半ばの事です。

チューリップの花咲く、国営越後丘陵公園へ行きました。

 

 

 

 

大型連休なので、大勢の人で賑わっているのは覚悟していました。

しかし、入園ゲートに入る前からおびただしい数の車で渋滞しているのは異常です。

後に調べてみて、その理由がわかりました。

入園料(大人450円、子供無料)がかからない無料入園日(駐車場料金320円は必要)だったのです。

 

 

待つ事の嫌いな私は、裏技(裏道)を使います。

公園の正面ではなく、裏門に回る事にしました。

裏門からは、チューリップなどの花咲く場所まで園内の里山などを歩いて1時間ほどかかります。

自然散策も目的の一つでしたので、私にはまったく問題ありません。

案の定、裏門は不人気なのか、待つことなく入園できました。

 

 

 

園内の循環バスに乗って15分程でチューリップの広場に着きます。

一面にチューリップが咲き乱れており、とても綺麗でした。

来園者を写さないように撮影したので、雰囲気をお伝えすることが出来ません^^;

 

 

チューリップ以外にも、春の花々がお行儀よく並んでいました。

ネモフィラ、カモミールなどでしょうか?

野草も園芸用も、花の名前には詳しくありません。

 

 

 

国営越後丘陵公園では、春にはチューリップ、秋にはコスモスが咲き乱れます。

夏には、ラベンダーが香る丘もあります。

他にも、バラ園があり、春と秋には彩と香りで出迎えてくれます。

遊具スペースも充実しており、まだ子供が小さい頃は1日中遊んでいました。

コロナが猛威を振るう数年前の事ですが、懐かしく思います。

 

 

そんな華やかな場所を離れ、自然散策路を歩きながら帰り道につきます。

道中ではヒヨドリ、シジュウカラ、キビタキ、オオルリ、コサメビタキ等が目と耳を楽しませてくれました。

彼らの写真は、遠かったので断念します。

それでも、近くまで来てくれる小鳥がいました。

 

 

 

スズメです。

桜の樹を飛び回り、芋虫や毛虫を食べていました。

他にも、アオジやエナガが虫達を求めて現れます。

 

 

花びらの落ちた枝垂れ桜にきた、エナガ。

 

 

モミジの枝にぶら下がる…、こちらもエナガ。

 

 

観察中、凄いスピードで虫を捕まえては食べていきます。

そういえば、都心に住んでいた頃、桜の樹の下では毛虫に悩まされました。

新潟に住むようになってから、桜の樹の下で毛虫に悩まされた記憶がない事に気付きます。

彼らのような、毛虫などを食してくれる野鳥(益鳥)のおかげかもしれません。

 

 

桜の花咲く時期、スズメは花の蜜を食べ散らかします。

それでも、桜にとっては大切なパートナーなのかもしれません。