市内の海岸散策をした時の事です。
暖かな日差しの中、海でも生き物が活発に過ごしていました。
岩場の陰に隠れて、手のひらサイズ以上の大きさの魚が群れています。
釣りに興じる親子が、なんとか釣り上げようと悪戦苦闘していました。
魚の群れには食い気がないのか、目の前に餌が落ちても動きません。
お休み時間なのかもしれません。
沖合では、遠くに1羽だけヒメウを見かけました。
波は穏やかでしたが、波に隠れずに顔を出した瞬間を撮るのに苦労しました。
偶然、背後に波とボートが写り込みます。
海岸散策の際、駐車場の傍にある松林にも野鳥が群れている事があります。
そんな松林の傍にある砂浜で、数羽のスズメを見つけました。
植物の若芽のような物を啄んでいます。
そのまま眺めていると、周囲を警戒しながら砂浴びを始めました。
現場で見ると瞬きをする程度の早さなのですが、拡大すると飛び散る砂まで確認できます。
砂浴びには、羽の中に潜む寄生虫を落とす効果があるのだとか。
ひと風呂浴びた後のスズメは、こころなしかサッパリした顔つきでした。