先日の瓢湖での事です。
ツルシギにセイタカシギ。
珍しい野鳥に関心が向きがちでしたが、普通種も十分魅力的です。
ここでは、白鳥おじさんの餌やりにあわせて、様々な野鳥がやってきます。
ハクチョウやカモ類以外で必ず見かけるのが、ドバトとスズメです。
湖の畔にある植え込み(サザンカ?)に、スズメの群れが待機していました。
時々、喧嘩が起きているのか、枝の中から喧騒が聴こえます。
観察可能範囲で数えてみると、30羽を越えていました。
餌やりの際に、零れ落ちたパンくずや籾米を狙います。
冬に群れるスズメは若鳥だと言われますが、嘴の色はすっかり成鳥のそれです。
我慢できないのか、水面からオナガガモ♀が飛び上がってきました。
一時的にスズメは蹴散らされますが、早々に戻ってきます。
瓢湖では、どの野鳥も警戒心が薄いため、近距離での観察が可能です。
見慣れた野鳥でも間近で観察できるので、とても有難い場所です。
多くの種類がひしめき合っているので、現場ではその有難さを忘れがちですが。