間近での観察(スズメ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

先日の瓢湖での事です。

ツルシギにセイタカシギ。

珍しい野鳥に関心が向きがちでしたが、普通種も十分魅力的です。

 

 

ここでは、白鳥おじさんの餌やりにあわせて、様々な野鳥がやってきます。

ハクチョウやカモ類以外で必ず見かけるのが、ドバトとスズメです。

 

 

 

湖の畔にある植え込み(サザンカ?)に、スズメの群れが待機していました。

時々、喧嘩が起きているのか、枝の中から喧騒が聴こえます。

観察可能範囲で数えてみると、30羽を越えていました。

 

 

餌やりの際に、零れ落ちたパンくずや籾米を狙います。

 

 

冬に群れるスズメは若鳥だと言われますが、嘴の色はすっかり成鳥のそれです。

 

 

我慢できないのか、水面からオナガガモ♀が飛び上がってきました。

一時的にスズメは蹴散らされますが、早々に戻ってきます。

 

 

瓢湖では、どの野鳥も警戒心が薄いため、近距離での観察が可能です。

見慣れた野鳥でも間近で観察できるので、とても有難い場所です。

 

多くの種類がひしめき合っているので、現場ではその有難さを忘れがちですが。