市内にある、白鳥の飛来する池に訪れた時の事です。
池の畔では、白鳥やカモ類がたくさん群れていました。
ここでは、訪れた人々が持ってきたパンなどを野鳥にあげる事が出来ます。
水鳥達は水面に浮かんだ餌を食べてますが、人とは一定の距離を保っていました。
中には、人馴れしたオオハクチョウが人の手から直接パンを食べる事もありますが、少数派です。
そんな池の傍を飛び回っていた小鳥を見つけました。
スズメです。
数羽のスズメが、人が去るのを待っていました。
お目当ては、地上や雪上に零れ落ちたパンくずのようです。
細かくて確認できませんでしたが、雪の上や中に埋もれた餌を器用に啄んでいました。
大きなパンは、カラスやトビが持ち去るようです。
小さなパンくずは、スズメやハクセキレイが食べていました。
時折、コガモやオオバンが上陸してきます。
池の中も、池の外も、餌を求める野鳥で賑わっていました。