試行錯誤の末に(メジロ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

4月10日、市内の自然公園を散策したの事です。

今思えば、この日が桜が満開かつ天気にも恵まれた日でした。

 

 

桜の花に来るメジロを、何とかして綺麗に撮りたいと画策します。

カメラの設定、桜の咲き具合、陽の当たる角度、距離 etc.

アレコレと考えますが、鳥が来ない事には始まりません。

 

 

しかし、いざメジロが来ると慌ててしまいます。

集団で目まぐるしく動くので、どの個体を撮るのかで迷いました。

自分の優柔不断さを自覚します。

 

 

下の画像は、左手前の桜にピントが合ってしまいました。

AF(オートフォーカス)のままだと、たまに鳥を認識してくれない事があります。

 

 

 

私は、普段からカメラの設定をDMF(ダイレクトマニュアルフォーカス)にしています。

この設定だと、AFの後に手動で微調整できるので便利です。

特に、目にピントを合わせたい時などは重宝します。

 

 

上の画像よりもピントがメジロに合いましたが、残念ながら光量が足りません。

こればかりは、光の当たる位置を考慮した上で、根気よく待つしかありません。

 

 

 

この個体をカメラで追いかけた結果、光の当たるところまで移動してくれました。

枝や影が被ってしまいましたが、それでも私にとっては上々の出来です。

下の画像が、本日のMVP(most valuable photo)になりました。

 

 

 

ミラーレス一眼を使い始めてから、もうすぐ2年が経とうとします。

当初からあまり上達はしていませんが、少しずつ撮りたい状況をイメージできるようになりました。

あとは、試行錯誤の繰り返しです。

そのためにも、暇があれば散策を続けています。

 

 

 カメラ  カメラ  カメラ  カメラ  カメラ  カメラ  カメラ  カメラ  カメラ  カメラ  カメラ  カメラ  カメラ

 

 

メジロをカメラで追いかけている最中、異なるシルエットの野鳥を見つけました。

高い枝の上にいましたが、拡大して確認します。

 

 

どうやら、ノビタキ♂(夏羽)のようでした。

いつもは河原や海岸沿いの葦原などで見かけますが、小山にある自然公園とは意外でした。

移動の途中なのかもしれません。

葦原に行く楽しみが増えました。