お花見女子(ジョウビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

4月10日、市内の自然公園に飽きもせずに野鳥散策に行きました。

こちらでは、まだ桜が咲いている時期です。

 

 

到着早々、散策路の脇の茂みの中からホオジロのような鳴き声がしました。

しばらく待つと、アオジが姿を見せてくれます。

頭上には桜が咲いていましたが、そちらには見向きもせずに再び茂みに隠れてしまいました。

 

 

 

桜の樹には、メジロやヒヨドリが集まります。

この時期の公園は、桜の樹を中心に賑やかでした。

 

上ばかりに気をとられますが、足元に目をやると桜の花が落ちている一画があります。

まだ花びらが散る時期には早いはずです。

落ちている花を確認しました。

 

 

 

蜜を蓄えている部分が、綺麗に切り取られていました。

おそらく、メジロやヒヨドリのように舌で蜜を舐め採らず、啄んだ野鳥がいるのでしょう。

真っ先に思いついたのはスズメです。

ですが、この公園では見かける事はありません。

かわりに、容疑者を見つけました。

 

 

 

カワラヒワです。

メジロやヒヨドリに混じり、公園内にかなりの数が来ていました。

桜の蜜を吸う(食す)シーンを見たわけではないですが、最有力容疑者です。

行犯現場をカメラに収める事ができたら、犯人として認定することにします。

 

 

 桜  桜  桜  桜  桜  桜  桜  桜  桜  桜

 

 

園内を散策中、やたらとジョウビタキ♀が目の前に現れました。

人間と同様に、桜の花見に来ているようです。

また、「お花とともに撮って下さいな」と言わんばかりでした。

 

 

御要望に応えて、桜の枝に止まったところを・・・、パシャリ。

 

 

黄色い菜の花を背景に・・・、パシャリ。

 

 

アジサイの花はまだ先ですが・・・、パシャリ。

 

 

ラスト、一輪だけ咲いた桜と共に・・・、パシャリ。

 

 

ジョウビタキは人の目線の位置に止まってくれるので、見つけやすく、撮りやすいです。

サービス満点のジョウビタキ♀のおかげで、華やかな気分で散策することが出来ました。