意外な出会い(ヒレンジャク) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

4月9日の事です。

市内の公園に咲いている桜に集う野鳥を撮影していました。

ヒヨドリにメジロが中心ですが、他にも様々な野鳥を見つけます。

 

 

古い切り株に佇む、ジョウビタキ♀。

ここでは、♀ばかり5羽ほど見かけました。

さながら、お花見女子のようです。

 

 

 

芝生でカシラダカの小さな群れを見つけました。

カメラを向けると、近くの桜の樹に逃げ去ります。

蕾と一緒に撮れましたが、枝が被ってしまいました。

 

 

 

桜とは無縁でしたが、ヤマガラやシジュウカラも盛んに囀っていました。

春は、彼らの恋が花咲く頃でもあります。

 

 

 

そんな園内を回り終え、駐車場に戻ろうとした矢先の事です。

大きなプラタナスの樹のてっぺんに、鳥の群れが止まりました。

見慣れない姿だったので、双眼鏡で確認すると・・・

 

 

 

なんと、ヒレンジャクでした。

上の画像には、全部で10羽が写っています。

市内では2月頃に出会う事が多いのですが、意外な発見でした。

今年は諦めていたので、嬉しい出会いです。

 

 

 

木の高い場所に止まっていたので、可能な限り拡大します。

観察可能範囲ではキレンジャクは混じっておらず、ヒレンジャクのみのようです。

全部で20羽ほどの集団でした。

しばらく同じ場所に留まっていましたが、山に向かって飛び去りました。

 

 

 

この日以降にも、様々な野鳥が訪れます。

ノビタキ、クロツグミ、コサメビタキ、キビタキ etc

この時期、旅鳥や夏鳥から目が離せません。