春の陽気に誘われて(カシラダカ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月13日の事です。

春の陽気に誘われて、市内の河川敷公園を訪れました。

昨年、ノイバラの実にレンジャク類が集まっていたので、今年も期待しての散策です。

 

到着早々にノイバラを確認しますが、実がありません。

残念ながら、既に食べ尽くされてしまったらしく、観察機会を逸してしまいました。

昨年に比べて雪融けが早かったためか、もう新芽が出始めています。

年毎に気候が異なるため、タイミングを見定めるのは難しいと感じました。

 

 

レンジャク類は諦めて、周囲を散策していると、河原の木に小さな野鳥を発見します。

 

 

カシラダカ♂(夏羽に移行中)です。

全体的に赤茶色でしたが、頭部の黒、腹部の白が印象的でした。

冬羽に比べると、明るい色調です。

 

 

 

 

雪が消えた地面には、所々に若い芽や小さな花が出始めていました。

カシラダカは数羽が群れており、地面に降りて餌を探し始めます。

冬羽は見慣れていましたが、夏羽に移行中のカシラダカは珍しく感じました。

冬鳥であるカシラダカですが、もう少ししたら完全な夏羽を見る事が出来るかもしれません。