徐々に暖かさを増す日々に、市内各所の雪融けも進みます。
しばらく前は雪に埋もれていた自然公園でも、すっかり雪の気配はなくなってきました。
雪融けとともに、開けた場所に野鳥の姿を見かけるようになります。
数羽でしたが、カワラヒワが松の木で囀っていました。
隣の木では、負けじとシジュウカラが声を張り上げています。
恋の季節なのか、それぞれ異性への激しいアピールの応酬でした。
遠くにシメの姿を見つけました。
スズカケノキに腰掛けていましたが、迂回して正面に回り込む前に飛び去ってしまいます。
昨春、この木にはイカルやイスカ等が立ち寄ってくれました。
欠かさずチェックしていますが、今年の春は出会いに恵まれるのか…
ベンチに座って休んでいると、2羽のヤマガラが近寄ってきました。
すぐ傍で鳴き始めます。
しばらく、周囲を飛び回りながら、喧しくしていました。
ヤマガラも伴侶を探して、活動中なのかもしれません。
立ち去る前に、アトリ♀を見かけました。
たった1羽だったので、「あ、とり(a bird)」の単数形です。
3月という時期は、昨年だとウソやイスカ、レンジャク類に出会うタイミングのはずです。
今年は、なかなか姿を見かけることが出来ません。
晴天に恵まれなかったので、なかなか鳥見に行けなかった事も原因の1つかもしれません。
鮮やかな色の鳥さんとの出会いを求め、可能な限り市内を放浪してみようと思う今日この頃です。