ヒドリガモに混じって(交雑種) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

瓢湖での野鳥散策、4回目です(最終回)。

この池では、オナガガモに次いで、多くのヒドリガモの姿を見かけました。

 

 

 

他のカモに比べて、まん丸な姿や顔がかわいらしいです。

鳴き声も、「キュー、キュー」と特徴的です。

 

 

ヒドリガモの群れを見ると、自然とアメリカヒドリの姿を探してしまいます。

下の画像には、1羽だけアメリカヒドリが混じっていました。

緑色が混じる頭部が目印です。

 

 

 

この後、レンズを変えて細部を写そうとしましたが、緑色の頭を見失ってしまいます。

なおも野鳥散策を続けている中で、ヒドリガモ×アメリカヒドリの交雑種らしき個体も見かけました。

頭部のレンガ色が薄く、緑色が混じります。

 

 

 

今までも、ヒドリガモ×アメリカヒドリの交雑種は、たまに見かけました。

時に、交雑種か否かの判断に迷う個体も見かけます。

ヒドリガモでも目の後方に緑色を帯びる事があるそうですが、下の個体はハッキリと確認できます。

これはヒドリガモなのでしょうか・・・、交雑種なのでしょうか・・・

 

 

 

別の個体は、うっすらと緑色を帯びていました。

これ位ならば、ヒドリガモと言えそうです。

 

 

 

ヒドリガモ以外にも、交雑種を見かけました。

マガモ×カルガモの交雑種、通称カルマガモです。

緑色っぽい頭部、黒と黄色の嘴という、両者の特徴を併せ持ちます。

 

 

 

コハクチョウ×アメリカコハクチョウのような白鳥も見つけました。

嘴の黒色部分の広さで判断するそうですが、個体差もあるそうなのでハッキリしません。

 

 

 

何度も観察を繰り返すうちに、様々な発見があります。

寒い中でしたが、瓢湖での野鳥観察は実りあるものでした。