よく鳥見に行く市内の海岸での事です。
以前から不思議に思っていた事がありました。
この海岸には、餌があるわけでもないのにヒドリガモが群れる場所があります。
人がそばを通るため、その度に沖に泳ぎ去りますが、しばらくすると戻ってきます。
何故、ヒドリガモがその場所にこだわるのか、何となく不思議に思っていました。
その答えを見つけました。
小さくてわかりづらかったのですが、この場所には真水が染み出しています。
その水を飲むために、ヒドリガモ達は集まっていました。
この海岸の傍には断崖があるため、そこから染み出す水が地下を通じているのだと思います。
手の平くらいの面積ですが、彼らにとっては大事な水飲み場なのでしょう。
・・・足で踏みつけてはいますが、大事な水飲み場なのでしょう。
海水では喉を潤すことができないのだと思います。
野鳥にとっても、湧き水の方が美味しいのでしょうね。