海岸の水場(ヒドリガモ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

よく鳥見に行く市内の海岸での事です。

以前から不思議に思っていた事がありました。

 

 

 

 

この海岸には、餌があるわけでもないのにヒドリガモが群れる場所があります。

人がそばを通るため、その度に沖に泳ぎ去りますが、しばらくすると戻ってきます。

何故、ヒドリガモがその場所にこだわるのか、何となく不思議に思っていました。

 

 

 

 

その答えを見つけました。

小さくてわかりづらかったのですが、この場所には真水が染み出しています。

その水を飲むために、ヒドリガモ達は集まっていました。

この海岸の傍には断崖があるため、そこから染み出す水が地下を通じているのだと思います。

手の平くらいの面積ですが、彼らにとっては大事な水飲み場なのでしょう。

 

 

 

 

・・・足で踏みつけてはいますが、大事な水飲み場なのでしょう。

海水では喉を潤すことができないのだと思います。

野鳥にとっても、湧き水の方が美味しいのでしょうね。