2月23日、市内の各所で野鳥散策をしました。
そのうちの1つ、海岸林の傍での事です。
海岸付近は強い風の影響で積雪量は少なく、散策しやすい状況でした。
もっとも、風が強いためにカメラを持つ手が悴みます。
そんな辛さを忘れさせてくれたのが、アトリでした。
数羽が、林の傍の葦原に潜んでいました。
橙色をベースとした、黄や黒の装いが美しいです。
肉眼だとスズメやホオジロなどとの区別が難しく感じますが、カメラを通じて愛でる事が出来ました。
ちなみに、傍まで来てくれたのは♀でした。
♂もいましたが、♀ほどには近付いて来てくれません。
♂の頭は♀よりも黒っぽく、夏羽になるとより黒味が増します。
アトリは一見すると地味っぽいですが、豊かな色彩を帯びた鳥です。
正面から見ると、意外にお腹が白いのが印象的でした。