陽と緋が足りない日かも(ヒドリガモ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

2月19日(土)の事です。

天気予報に反して、少し天気が良い日でした。

ですが、休日なので存分に寝坊を愉しんでしまいます。

暇だったので鳥見に行こうと思い立ったのは、お昼を過ぎてからでした。

いつも観察している市内の海岸に向かいます。

 

 

私と違って早起きな野鳥達は、既にお昼寝モードでした。

岩礁にはハマシギとシロチドリが、水面にはヒドリガモが群れています。

波間には、たまにウミアイサやヒメウの姿も見かけました。

沖合には、カモメ類やマガモの群れが浮いています。

遠くて霞がかっているので、撮影は諦めました。

 

 

海岸公園にも足を延ばしてみると、芝生で草を食んでいる一群を見つけました。

ヒドリガモです。

 

 

♂の頭部は、レンガ色とクリーム色をしています。

顔つきが可愛いですが、鳴き声も「キュウッ」または「ピュウッ」と可愛いです。

 

♂に比べて♀が地味なのは、他のカモ類と同様です。

 

 

 

幼鳥(♂幼羽→第1回生殖羽)っぽい個体も混じっていました。

下の写真では確認しにくいのですが、雨覆が白くないのが判別のポイントなのだとか。

 

 

 

まだ頭が成鳥程に色付いていない個体もいました。

こちらも、恐らくは幼鳥なのだと思います。

一見すると、アメリカヒドリっぽくも見えてしまうのが悩ましいところです。

 

 

 

はっきりとヒドリガモの特徴が確認できる個体が、ブログにおいては最も紹介し易いです。

緋鳥鴨(ヒドリガモ)の名前の由来は、他のカモに比べて赤味が強いからなのだそうです。

冬が明ける前に、太陽をしっかりと浴びた緋鳥鴨を撮りたいと願っています。