松ぼっくりな(トラツグミ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

先日、市内にある自然公園を散策した時の事です。

運よくルリビタキに出会えたため、嬉しくて紹介する野鳥の順番を入れ替えてしまいました。

 

 

雪深い自然公園には、積雪が少ない場所が幾つかありました。

そんな場所を覚えておくと野鳥を発見しやすいため、重宝します。

水が絶え間なく流れている小川などは、その1つです。

 

 

そんな小川の傍で、鳥の影を見つけました。

木陰に隠れながら、そっと近づきます。

小さな雪山の陰から、トラツグミの姿を観察する事が出来ました。

 

 

 

丸い体をリズミカルに揺らしながら、歩いています。

こんなにじっくりと観察できたのは、久し振りでした。

 

 

 

斑に残る雪の合間に何かを見つけては、啄んでいました。

ここでは、ツグミ類の他にもセキレイ類やアトリ等を見かけます。

 

 

 

真正面から最接近してくれました。

どことなく、「松ぼっくり」に似ている気がします。

 

 

 

明るい場所では、虎模様がとても綺麗に写ります。

暗い場所だと、保護色になってなかなか見つけられません。

 

 

雪の中に足を突っ込んだまま、20分以上観察を続けていました。

雪用長靴を履いているため、それほど冷たさは感じません・・・が、やはり冷たいです。

途中、シジュウカラ・ヤマガラ・アトリ・シメ・シロハラ等が現れますが、トラツグミが第一優先です。

動かずに観察していたおかげなのか、最後に前回投稿したルリビタキが登場しました。

 

 

普段は動いて探すスタイルですが、ブラインドなどを利用して待つのもいいかもしれません。

もっとも、公園内でブラインドを使用したら、とても迷惑でしょうが。