普段から見慣れてしまうと、スルーしてしまう種がいます。
ハクガンを探しに行った朝日池では、コハクチョウがそうです。
池の周囲にいる他の観察者も、「なんだか白鳥か」と呟くほど。
私もそのうちの1人でしたが^^;
改めて、1月10日に撮影したコハクチョウを見返しました。
首を伸ばして、群れ飛ぶコハクチョウ。
お昼頃、池に帰ってくる小集団と、これから出ていく小集団とがあります。
親の後を、若鳥たちが続きます。
飛び立つには、滑走路としてそれなりの距離が必要です。
池の北・南・東に向かって行き来します。
西に行かないのは、そちらには海しかないからでしょうか。
のんびりとくつろぐ姿を見ていると、「白鳥の湖」と題したくなります、……池でした。
改めて見ると、やはり白鳥は美しい鳥です。
天気が良すぎると白飛びしてしまうので、写真写りが難しい面がありますが^^;
遠くにいる白鳥を綺麗に写すのって、意外に難しいです。
適度に灰色の混ざった若鳥の方が、若輩者(初心者)向けなのかもしれませんね。
🦢 🦢 🦢 🦢 🦢 🦢 🦢 🦢 🦢 🦢 🦢 🦢 🦢
~余談ですが~
以前から不思議に思っている事があります。
上越市朝日池で確認できる白鳥は、ほとんどがコハクチョウです。
ですが、柏崎市長嶺大池に飛来する白鳥は、そのほとんどがオオハクチョウでした。
ともに農業用の「ため池」で、夏には蓮の花が咲き乱れ、夏も冬も魅力のある場所です。
長嶺大池は朝日池よりもずっと小さな池なのに、「オオ」ハクチョウが来るとは…
何が理由なのでしょうね。