干支の名を冠する野鳥を探しに(シロハラ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

パソコン内に撮り貯めた野鳥写真がない状態が続いています。

パソコンを実家に忘れてしまった、私のミスのせいでした。

どうしようか困っていましたが、幸いにもカメラは手元にあります。

今年の元日に撮影した写真がありました。

 

 

実家には、歩いて行ける距離に大きな神社や自然公園や川があります。

一昨年、この自然公園でトラツグミに出会ったことがありました。

今年の干支が寅なので、トラツグミを狙って野鳥散策に出かける事にしました。

新年の挨拶や初詣を終わらせてからなので、散策開始は昼過ぎになります。

 

 

近所の神社への参拝者が行き交う中、この公園はとても静かでした。

犬と散歩する老人、滑り台で遊ぶ子供、それを見守る母親etc.

私を含めても数人しかいません。

 

 

そのおかげなのか、野鳥の種類は豊富でした。

鳴き声が大きいヒヨドリ、何処かで囀るイカル、池で泳ぐカルガモ、畔で佇むアオサギetc.

目的のトラツグミを探しますが、なかなか見つけられません。

同じツグミ類のシロハラには何度も出会えました。

 

 

最初の1羽は木の上に飛び上がり、こちらを気にしています。

 

 

 

次に出会った1羽は、落ち葉をガサガサしていました。

 

 

 

餌を探しているようでしたが、黒い実を見つけたようです。

 

 

 

公園の中央にある池には10羽程のカルガモの他に、カワセミがいました。

池に迫り出した木(おそらくは桜)の枝にちょこんと飛び乗ります。

春になると、花とともに撮影できるのかもしれません。

 

 

 

他にも、ドバト、スズメ、アオジ、コゲラ、シジュウカラなどに出会えました。

が、残念ながらトラツグミに出会えません。

代わりに、帰り際に1羽のシロハラが見送りに来てくれます。

木の枝に長く留まってくれましたが、なかなか立ち去らない私を置いて、公園の中に戻って行きました。

 

 

 

新型コロナウイルス感染症の再拡大がなければ、今年中にまた来たいと思います。

ただ、その頃には冬鳥はもういなくなっていることでしょう。

それでも、次の冬にもチャンスはあるはずです。

自身が健康で、世の中が安全であれば。