食性か、性格か、(ホシハジロ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

カモが集う池での観察です。

この池では、冬季には市民が餌やりをしています。

餌をあげる事が出来る場所(水辺)は限られているため、餌が欲しいカモ達はそこに群がります。

オオハクチョウ、マガモ、オオバンが常連さんです。

ホシハジロは遠巻きに眺めている事が多いです。

種類ごとに、性格が出るのかもしれません。

 

 

私を見つけたカモ達が近寄って来ました。

この日、最も近くにいたのはホシハジロの♂と♀でした。

期待しながらこちらを見つめています。

ごめんなさい、餌は持っていません、と心の中で謝っておきます。

 

 

 

 

少し離れた場所では、オオバンが水草の根っ子を啄んでいました。

もしかすると、蓮の根…レンコンかもしれません。

 

 

 

 

もっと離れた場所では、ホシハジロとキンクロハジロが大勢で群れていました。

餌を貰える場所でもないので、何故群れているのかは謎です。

白、黒、赤、・・・なんとなくチェス盤を見ているような気分になります。

不思議と、♂が大部分を占めていました。

 

 

 

 

そういえば、餌やりの際、キンクロハジロやカルガモはあまりやって来ません。

食性の違いなのか臆病な性格のためなのか、興味深いです。