カモが集う池での観察です。
この池では、冬季には市民が餌やりをしています。
餌をあげる事が出来る場所(水辺)は限られているため、餌が欲しいカモ達はそこに群がります。
オオハクチョウ、マガモ、オオバンが常連さんです。
ホシハジロは遠巻きに眺めている事が多いです。
種類ごとに、性格が出るのかもしれません。
私を見つけたカモ達が近寄って来ました。
この日、最も近くにいたのはホシハジロの♂と♀でした。
期待しながらこちらを見つめています。
ごめんなさい、餌は持っていません、と心の中で謝っておきます。
少し離れた場所では、オオバンが水草の根っ子を啄んでいました。
もしかすると、蓮の根…レンコンかもしれません。
もっと離れた場所では、ホシハジロとキンクロハジロが大勢で群れていました。
餌を貰える場所でもないので、何故群れているのかは謎です。
白、黒、赤、・・・なんとなくチェス盤を見ているような気分になります。
不思議と、♂が大部分を占めていました。
そういえば、餌やりの際、キンクロハジロやカルガモはあまりやって来ません。
食性の違いなのか臆病な性格のためなのか、興味深いです。