ドバトの群れを、市内にて見かける事があります。
大体は群れで飛翔している事が多く、じっくりと観察する機会はありません。
都会では観光地や神社などで見かける他、駅や商業施設では鳥害として注目を浴びています。
新潟県においても、数は多くはありませんが、観光地で人慣れしているドバトを見かけます。
この日、ドバトを撮影したのは海岸沿いです。
観光客や地元の子供が撒く餌を目当てにしているようです。
近くにある大きな橋の下に寝床があるらしく、時折、出入りをしていました。
ここにはカラスやトビはいますが、ドバトの天敵であるハヤブサやオオタカなどを見かけません。
都会に住むハヤブサはドバトの存在によって支えられている、と書籍で知りました。
田舎では人の居住地の傍だと襲われにくいのかもしれません。
10羽程の群れに、羽色が異なる1羽がいました。
白と黒の2色で、一般的なドバトに比べるとシックな装いです。
この白黒ドバトは足環がないので、野生のドバトなのだと思います。
腹部の羽が少ないのか、肌が露出している様に見えます。
幼鳥というわけではないと思いますが、冬にしては寒そうなので心配です。
以前、レース鳩を見つけた時に「レース鳩は羽の模様が異なる個体が多い」と感じました。
しかし、羽色の多様性は野生のドバトも同様です。
~おまけ~
ドバトの傍で、1羽のハシボソガラスが撒かれた穀物を食べていました。
大きな嘴で器用に啄みますが、何とも食べにくそうです。
勢いよく啄むため、大切な嘴が傷ついたりしないのか気になります。