成鳥と幼鳥(マガン) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

11月14日、新潟県上越市に鳥見に行きました。

目的地は朝日池です。

マガンに混じっているかもしれない、ハクガンなどの未見の野鳥を探しに行きました。

 

 

池に向かう途中の田圃で、マガンの群れを発見します。

車でゆっくりと近付いてみると、群れの中に幼鳥を見つける事が出来ました。

マガンの成鳥は嘴の基部が白いのですが、幼鳥は白い部分がまだありません。

田んぼの中で餌を探していました。

落ち穂や二番穂を食べているのだと思います。

全部で200羽は越える数でした。

 

 

 

 

農道にもマガンが群れていました。

 

 

 

最近、カリガネというマガンの類似種の存在を知りました。

マガンの群れの中に混じっている事があるかもしれないと探してみます。

1羽、1羽、・・・そうそう簡単には見つかりません。

 

こちらの気配を察したのか、一番近くにいた群れが一斉に首を持ち上げます。

警戒させてしまいました。

 

 

 

 

少し離れた場所に、カラスの群れも見つけました。

ミヤマガラスを期待しましたが、嘴の形からハシブトガラスと判断しました。

もしかすると、ハシボソガラスも混じっていたかもしれません。

こちらも、なにやら食べているようです。

 

 

 

 

どうやら、野鳥の死骸を食べているようでした。

翼と足を確認しましたが、種類は分かりません。

・・・写真は自粛する事にします。

 

 

ハシブトガラスは野鳥を襲う事があるそうですが、マガン程の大きさの野鳥も襲うのでしょうか?

猛禽類が襲った後の、おこぼれにあずかっているのかもしれません。

 

 

と、上空を1羽の大きな鳥が飛び越えて行きました。

ハクチョウかと思いきや、シルエットが違いました。

突然の事だったので、慌ててカメラを構えます。

 

 

 

 

残念ながら、カメラの設定を適切に行えませんでした。

それでも、辛うじて観察&撮影した姿から、コウノトリと判断できます。

以前、柏崎市で2羽を見つけて以来です。

2回目の出会いは、唐突に始まり、あっという間に終わってしまいました。

 

今後の3回目に期待しています。