10月25日、市内の自然公園に行きました。
先日、この場所でツグミ類の声を聴いたので、新しい出会いを期待しつつの散策です。
駐車場で、電線にホオジロ♂を見つけました。
秋空に鳴き声が響き渡ります。
民家の屋根にあるアンテナに、ハシボソガラスも見つけました。
毎年、冬になると市内でハシボソガラスの大群を見かけます。
ミヤマガラスやコクマルガラスをまだ見た事がありませんが、いつか探しに行こうと思っています。
寒さの進む中、まだスズメバチが働いていました。
毎年同じ場所に巣を作るため、春から時々観察していた巣です。
3階位の高さに、バスケットボール位の巣が座していました。
夏に比べると数は少ないですが、まだたくさんの働きバチがいました。
おそらくはキイロスズメバチでしょう。
画面右上には、昨年の巣の欠片を確認することが出来ました。
単純な比較は出来ませんが、今年の巣作りは昨年には及ばなかったのかもしれません。
ヤマガラやシジュウカラが、賑やかに木々を飛び回ります。
秋になり、葉が落ち始めているので、夏に比べて姿が見つけやすい気がします。
公園の一画で、「カッカッカッ」という舌打ちのような声がしました。
ヒタキ類の出す声が、私にはこう聴こえます。
鳴き声のした繁みをゆっくりと覗き込むと、何故か真後ろに鳴き声の主が現れました。
今季初見のジョウビタキ♀です。
淡い橙~褐色の胸部が印象的でした。
首をかしげる姿が、愛らしいです。
距離にして5mくらいです。
興味深そうにこちらを眺めていましたが、逃げずにしばらく留まってくれした。
ジョウビタキ♂はいませんでしたが、同じ茂みでツグミらしき姿を見かけました。
これからの公園内での散策が楽しみです。