長雨の明けた海辺で(ユリカモメ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

大雨の翌日、市内の海辺を散策しました。

 

 

河口を挟んで対岸の砂浜に、1羽のシギ類を見つけました。

嘴は長くはなく、腹部は白く、下嘴と足が黄色っぽく見えます。

嘴と足が黒色ならばトウネンのはずですが、遠くて判別が出来ません。

朝陽に反射しているだけかもしれませんが、この距離ではこれが限界です。

 

 

 

 

その傍には、上流から流されてきたであろうタイヤが打ち上っていました。

1羽のセグロセキレイがタイヤで遊んでいるかのように飛び回ります。

 

 

 

 

もう少し離れた防波堤の上に、4羽のシギ類がいました。

彼らも頭を羽の中に埋めてしまっているため、判別が困難です。

「シギ類の何かがいる」ぐらいの認識ですが、数日前に見たハマシギやトウネンかもしれません。

その時は計3羽だったので、数は異なりますが。

 

 

 

 

防波堤の先、沖合にはウミネコが群れていました。

成鳥に加えて、数羽の若鳥も混じっています。

距離が遠いので、双眼鏡で眺めるだけでしたが、そのうちの1羽が飛んできました。

 

撮影してみたら、ユリカモメでした。

先日も見つけた、若い個体です。

 

 

 

 

ウミネコやユリカモメ以外にも、秋風の中で空を舞う野鳥がいました。

 

 

カワウかウミウかは判別しにくいですが、鵜。

 

 

 

この日も見つけた白鳥の群れ。

 

 

 

いつもの場所で泳いでいた5羽の仲良しカルガモ・・・のうちの3羽。

 

 

 

長雨が去った後の海岸散策でしたが、野鳥の種類が冬鳥にシフトしてきている印象です。

そのうち、毎年海辺で観察できるヒドリガモやウミアイサもやって来るのでしょう。

未だ見ぬ野鳥を求めて、散策場所を開拓したいと画策中です。