秋晴れの朝の事です。
海岸を散策中に、浜辺にある草原の上から美しい鳴き声が聴こえてきました。
春によく耳にする、ヒバリの囀りです。
冠羽を立てて、一生懸命鳴いていました。
上空からも美しくも賑やかな囀りが聴こえます。
二羽のヒバリが競うように鳴き交わしていました。
ヒバリの囀りを聴くと、早春が到来した気分になります。
秋晴れの空に加えて、暖かな陽射しであったため、来年に備えた練習なのかもしれません。
下から見上げると、腹部の白さが印象的でした。
近くの茂みに数羽のホオジロの姿も見かけましたが、枝被りになります。
目の前の枯れ草(マツヨイグサの仲間?)に止まった瞬間を狙いましたが。
いつの間にかノビタキ♀に入れ替わっていました。
風に吹かれる枯草の中を飛び回っていましたが、見つけたのは♀だけでした。
浜辺にはいくつもの野草が群生していますが、野鳥にとっての大切な隠れ家なのかもしれません。
人の背丈ほどの草も疎らに生えているため、私も隠れながら撮影が出来ました。