縦斑仲間(エゾビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

マイフィールドである自然公園での事です。

 

私は視覚と聴覚に頼って野鳥を探しています。

そんな中、役に立つのは過去に野鳥を見つけた場所の記憶です。

どんな木に何がいたのかを覚えておくと、次回の探鳥に有利です。

特徴的な枯れ木の形も何となく覚えておくと、遠くからでも違和感から見つける事が出来ます。

 

 

 

 

見慣れた枯れ枝の先に、妙な膨らみを見つけました。

期待しながら近付きます。

手前にある木の枝葉の陰から、そっと撮影しました。

 

 

 

 

胸から腹部の縦斑が特徴のエゾビタキです。

良い具合に、朝陽が照らしてくれました。

ジッと動かなかったで、別のアングルから観察しようとしたところ、傍にコゲラがやって来ました。

ツーショットを狙いましたが、エゾビタキは飛び去ってしまいます。

 

 

 

 

そういえば、コゲラも胸から腹部に縦斑があります。

思わぬ縦斑仲間でした。

 

 

別の枯れ木でも、鳥の影を見つけました。

逆光だったので、露出を補正しての撮影です。

イカルでした。

 

 

 

 

見通しの良い場所では、遠くからでも枯れ木や電柱etc.に違和感を見つけやすいです。

そういった場所では、なるべく双眼鏡で周囲を確認しています。

鳴き声がしなくても、時折観察していると、思わぬ発見があります。

もちろん、空振りの方が多いのですが。