朝陽を浴びて(イカル) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

秋も徐々に深まり、日も短くなってきました。

早朝に自然公園に散策に行きましたが、場所によってはまだ薄暗いです。

 

 

到着早々、公園の広場は騒々しくなっていました。

「キー、コー、キー」と、イカルの鳴き声がします。

実は聞きなしとして「月、日、星」と聴こえるため、三光鳥と呼ばれることもあったのだとか。

 

 

 

 

朝陽を浴びて、木の頂上に座していました。

イカルは他にもいるようでしたが、見やすい場所には1羽しか出て来てくれませんでした。

 

 

 

 

別個体を見つけ、真下から見上げる形での撮影です。

まるで、スカートの中を覗き込んでいるようで、気が引けます。。。

大きな木の中に、かなりの数が隠れていたようです。

4~5羽ずつのグループになって飛び去って行きますが、合計で20羽以上はいました。

 

 

 

 

少し離れた木の上に、ハシボソガラスがやって来ました。

前回の散策時、イカル達を蹴散らしていましたが、この朝は静かに佇んでいました。

 

 

 

 

同じ木の中に、小さな鳥が1羽だけ混じっていました。

白く鮮明なアイリングと嘴の基部が黄色いのが特徴です。

白っぽい腹部は、分かりずらいのですが縦斑はなさそうです。

多分、コサメビタキだと思います。

 

 

天気は良かったのですが、木陰は薄暗く感じました。

日の出の時間からも、冬が近付いているのだと分かります。