十五夜の、二日前(チョウゲンボウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

少し前、9月19日の事です。

ノビタキを探して市内の河川敷を散策中、チョウゲンボウに再会しました。
先日見つけた個体と同じチョウゲンボウかは分かりません。
ただ、尾羽に引っかかっていた釣り糸は見えませんでした。
元気に風を受けて河原の上を飛び回り、住宅地の方へ飛び去って行きました。





チョウゲンボウが飛び去った後、河原にカワラヒワの小群が姿を現しました。
もしかすると、草むらに隠れていたのかもしれません。




河原にある小屋の傍でツマグロヒョウモンを見つけました。
前翅の端が黒いヒョウモンチョウですが、黒いのは♀だけなのだとか。
「妻黒ヒョウモン」ということでしょうか?

・・・調べてみると、「褄黒豹紋」でした。

 注: 後にヒメアカタテハと教えて頂きました(山鰍さんありがとうございました)。



農道沿いに咲く白く小さな花に、セセリチョウの仲間が群れていました。
おそらく、イチモンジセセリだと思います。
翅の裏面の白い部分が、一文字に並んでいるのが名前の由来だそうです。




その日の夜の事です。
9月19日は、十五夜の2日前なので、十三夜です。
月が綺麗だったので、手持ちで撮影を試みます。
真ん丸ではないですが、欠けた部分(左側)の際にあるクレーターが良く見えました。
真正面からではない分、陰影がハッキリと確認できます。
満月も良いですが、程良く欠けた月も私は好きです。