早朝、シギチを求めて市内の海岸を散策します。
この日、いつも見かけるササゴイやカワセミには会えませんでした。
それでも、浜辺でダイサギが活発に動いているのを見つけました。
首を伸ばして魚を器用に捕まえます。
折角のチャンスでしたが、ピントが甘くて狩りの瞬間を逃してしまいました。
捕えた魚を、苦も無く丸呑みにします。
海水で喉を潤した後、次の獲物を物色していました。
目標を見つけたのか、短距離をジャンプします。
大きく羽を広げ、魚を驚かせて探しているようでした。
1羽でダンスを踊るように狩りをしていますが、写真だけ見ると滑稽な動きに見えてしまします。
躍動感のある撮影には程多いのは、被写体ではなく撮影者の腕のせいです。
そんなダイサギを、黙って見つめるアオサギの若鳥がいました。
こちらは黙って突っ立っており、獲物を待ち伏せしていたのかもしれません。
近くのテトラポッドに、イソヒヨドリの♂も見つけました。
ここで出会うイソヒヨドリは警戒心が強いため、遠巻きにしながら接近します。
最初は逆光でしたが、回り込む事に成功して順光にて撮影出来ました。
回り込んだ際に、波打ち際にトウネンが2羽いる事に気付きました。
忙しなく嘴を砂地に差し込んで、餌を探していました。
トウネンの獲物は砂の中に潜んでいるトビムシ等です。
ダイサギの様なダイナミックな狩りではありませんが、波を気にしながら懸命に嘴を動かしていました。
それぞれの朝食風景を観察しました。