それぞれの朝食(ダイサギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

早朝、シギチを求めて市内の海岸を散策します。

この日、いつも見かけるササゴイやカワセミには会えませんでした。

それでも、浜辺でダイサギが活発に動いているのを見つけました。

首を伸ばして魚を器用に捕まえます。

折角のチャンスでしたが、ピントが甘くて狩りの瞬間を逃してしまいました。

 

 

 

 

捕えた魚を、苦も無く丸呑みにします。

海水で喉を潤した後、次の獲物を物色していました。

目標を見つけたのか、短距離をジャンプします。

 

 

 

 

大きく羽を広げ、魚を驚かせて探しているようでした。

1羽でダンスを踊るように狩りをしていますが、写真だけ見ると滑稽な動きに見えてしまします。

躍動感のある撮影には程多いのは、被写体ではなく撮影者の腕のせいです。

 

 

 

 

そんなダイサギを、黙って見つめるアオサギの若鳥がいました。

こちらは黙って突っ立っており、獲物を待ち伏せしていたのかもしれません。

 

 

 

 

近くのテトラポッドに、イソヒヨドリの♂も見つけました。

ここで出会うイソヒヨドリは警戒心が強いため、遠巻きにしながら接近します。

最初は逆光でしたが、回り込む事に成功して順光にて撮影出来ました。

回り込んだ際に、波打ち際にトウネンが2羽いる事に気付きました。

 

 

 

 

忙しなく嘴を砂地に差し込んで、餌を探していました。

トウネンの獲物は砂の中に潜んでいるトビムシ等です。

ダイサギの様なダイナミックな狩りではありませんが、波を気にしながら懸命に嘴を動かしていました。

それぞれの朝食風景を観察しました。